公園や保護区は、野生動物を保護する目的で設立されたものです。ボツワナの自然の中では、旅行者は侵入者であり、自然の中に入らせてもらえることはありがたいことなのです。
一般に野生動物を観察するベストシーズンは、動物が川や水たまり、泉のまわりに集中する冬(5月から8月)と、暑さに向かう春(9月と10月)、つまり乾季の間です。ライオンを発見できる可能性が最も高いのは、日の出直後です。夏の間は、野生動物のほとんどが日中の暑い時間帯を寝そべって静かにしているため、サファリドライブに出発するのにおすすめの時間帯は、早朝と夕方です。しかし、ゾウは暑い時間帯でも起きており、川の中やその周辺で活発に活動しています。
野生動物には、注意して近づきましょう。余計な動きを見せたり、音をたてたりしないようにし、ゾウが正面からこちらを見据え、耳をパタパタさせているなどの警戒すべき兆候が見られた場合、すぐに車で走り去ることができるよう準備をしておいてください。可能ならば風下にいるようにしてください。驚かせたり、怒らせたり、特に追い詰めたりすると、どんな動物も凶暴化する恐れがあります。いかなる状況でも、動物の退路を断たないようにしてください。
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